よくある質問
A:速さ、信頼性、生産性, 費用対効果および操作性に優れていると言えます。VPソフトウェアはスキャンした図面を最終的なCAD図面へと仕上げるために必要な多種の編集ツールを備えております。スタンドアロンタイプは、使用しているCADソフトの種類に関らず図面を互換性のあるベクターフォーマットに変換できます。AutoCADアドオンタイプは幾つかのAutoCADバージョンに対応していますので幅広いお客様にご使用いただけます。
Microstationをご使用の場合、VPソフトウェアでスキャンした図面を直接DGNに変換することができますので、Microstationアドオン製品を使用するよりもより一層の生産性向上およびコストの削減につながります。ご使用のCADソフトに関らず、VPソフトウェアは図面を.dxfまたはIGESフォーマットへ変換することができます。
A:これはお客様がどのように変換機能を使用するかによって異なります。例えば変換する図面の枚数、サイズおよび種別によって異なります。 扱う図面サイズがモノクロ/A3サイズ以下の場合はVPliteを検討することができます。モノクロ/サイズ制限無しで、より充実したラスター編集・ラスターベクター変換およびベクター編集機能が必要な場合は、VPstudio monoをお勧めします。更にカラーおよびグレースケールのスキャンデータも扱いたい場合はVPstudioが、更にGIS/FMのベースマップの作成にはVPmap proが最適です。
A:アメリカでの実績では、VPstudioをインストールしたことにより、これまでの手動トレース法に比べてラスターベクター変換の生産性が 80%も向上したという報告があります。しかし、こうした時間の削減は、扱う図面の質やスキャニングの知識、トレーニングの有無そして一番重要なのはVPソフトウェアを最大限使いこなせるかどうかに関ってきます。明らかに図面の質が劣悪である場合、より時間がかかってしまいます。米国国防総省でのテストによるとVPソフトウェアを使用した場合、手動変換およびトレーシングに比べ、生産性が30%-95%向上したとの結果が出ています。
A:ラスターベクター変換機能を搭載しているVPソフトウェアは、VPstudio, VPstudio mono,VPliteおよびVPmap proです。通常、ラスターベクター変換を実行する前に図面をクリーンアップします。これを実行しなければゴミデータもすべてベクター要素に変換されてしまいます。クリーンアップおよびラスター編集の主な機能には斑点除去、回転、歪曲補正、スケール、ラバーシートおよび新規ラスターデータの追加または不要なラスターデータの削除等があります。ラスターベクター変換の実行は非常に簡単でベクタライズアイコンをクリックするだけです。変換を開始するにあたり、まずは変換パラメータをセットします。図面の種別に応じて幾つかのパラメータを作成および保存することができます。予めセットした変換パラメータに応じて最適なベクター要素(ライン・円・円弧・テキスト・ハッチング・ポリライン等)に自動変換されます。変換後のベクターデータは.dxf, .dwg, dgn, cgmあるいはIGESにエクスポートすることができます。また、すべてのVPソフトウェアはラスターベクター混在ファイルを1ファイル化された.dwgファイルとして保存できるラスター.dwgファイルをサポートしています。
A:“バッチマネージャ”を使用します。
複数ファイルに対し、ラスターベクター変換のパラメータ、保存方式、出力先フォルダを指定しておけばあとは機械的に処理を実行します。ラスター編集(自動クリーン、斑点除去、傾き補正)の設定も可能です。処理できるファイル数の制限はありません。(対象製品:VPStudio/VPstduio mono/VPmap pro)
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A:標準的なTIF、PDFでスキャニングできれば、特定のスキャナーでなくても結構です。通常、図面をスキャニングする場合の推奨解像度は300-400 dpiです。大判図面の場合、500 dpi 以上(オプティカルおよび出力解像度)の解像度であってもラスターベクター変換の質、精度に差はありません。画像ファイルサイズが大きいと変換処理に時間がかかってしまいます。
A:Windows8.1, 10(32bit/64bit)のいずれかが動作するPCであればVPソフトウェアをご使用いただけます。CPUは速ければ速いほどいいでしょう。RAMメモリについても様々ですが、大判図面を扱う場合は最低でも1GBは必要です。
A:VPソフトウェアは業種に関係なくご使用いただけますが、VPHybridCADシリーズは特に製造業、建築設備業、プラント業などで多くご使用いただいております。VPmapシリーズは建設業、および製造業、設備業でご使用いただいております。
A:体験版をご希望のお客様は弊社ホームページのダウンロードページより「体験版の申し込み」のメールを送ってください。後ほど弊社より体験版ダウンロードサイトのご案内メールを送らせていただきます。体験版ではVPソフトウェアの全製品(日本語OCRオプション含む)をインストールすることができます。体験版の制限事項は体験版ダウンロードサイトの「体験版のご使用にあたって」をご確認ください。
A:標準のOCRは半角英数字にのみ対応しています。日本語OCRについては、別オプションでご用意しております。
A:AutoCADの初期値ではイメージフレームの表示はONです。このイメージフレームを非表示にするにはAutoCADのコマンドラインよりIMAGEFRAMEと入力しOFFにセットすることで非表示にすることができます。
A:VPソフトウェアはベクターファイルに含まれるほぼすべてのベクター要素を処理できますが、まれに複雑なベクター構造やブロック図形が正しく表示されないことがあります。今後もロード可能なベクター要素を増やす様に努力します。VPソフトウェア(スタンドアロン版)で作成されたベクターファイルは情報のロスなしで再ロードすることができます。
A:VPソフトウェアはスキャニングにより作成されたラスターPDF、CADソフトから直接出力されたベクターPDF、ラスターとベクターが混在したハイブリッドPDFの入出力をサポートしています。ベクターPDFの場合は、ベクター要素として取り込むため.dxf, .dwg等への出力が簡単に行えます。
※一部のPDFあるいはパスワード付きPDFの場合は正しく開くことができない場合があります。
A:VPソフトウェアにはエリア選択(窓・多角形等)による各種ラスター編集(削除・移動・コピー等)に加えて、ダイレクトにラスター要素(ライン・円・円弧等)を編集する機能があります。ダイレクトラスター選択時には自動的にラスター要素の交点を認識し、あたかもCAD要素を操作しているかのようにラスター編集が行えます。(対象製品:VPraster edit/VPindex liteを除くVP全製品)
A:複数のラスターファイルを1つのファイルに合成するマージコマンドを使用します。 最初にロードしたラスターファイルを起点に2枚目のラスターファイルを呼び出し合成します。各オプションにより(モード/変更なし、移動、フィット、エッジカット)マージしたいラスターファイルのスケーリング、移動、回転を行うことができます。
A:ラバーシート機能を使用します。歪み補正はスキャン図面をCADあるいはGISで利用するにあたり最も重要となる機能です。図面の尺度、原点、参照点間の距離等を入力するだけの簡単な操作で迅速に歪んだ図面を補正します。しかも参照点の数に制限はありません。多ければ多いほどより正確な補正が可能です。(対象製品:VPraster edit/VPindex liteを除くVP全製品)
A:VPソフトウェアのスタンドアロンタイプには、汎用CAD作図機能があります。スキャンされた図面上に新たなCAD要素を作図することができます。あるいは他のCADソフトで作成したシンボル等を.dxf、.dwg形式で出力し、VPソフトウェアにインポートすることもできます。
A:VPソフトウェアで作成されたラスターベクター混在のハイブリッド図面を1ファイルの.dwgファイルとしてエクスポートしたものです。通常、AutoCADでラスターアタッチされた図面を保存した場合、.dwgファイルのヘッダーにアタッチされたラスターファイルのパス情報が記述され、結果として2つ以上のファイル(.dwgファイルとラスターファイル)が保存されます。従って、図面を管理するときに、この2つ以上のファイルを同時に管理する必要があります。また、リンクしているラスターファイルを別のドライブに移動させたり、誤って削除してしまったときなどはハイブリッド図面として正しく表示することができません。ラスター.dwgファイルは1ファイル化されたラスターベクター混在ファイルとして保存することができるので上記のような問題を解消することができます。AutoCAD、AutoCAD LT、BricsCAD、ZW-CAD、IJ-CAD上にラスター.dwgファイルをロードするにはフリーソフトウェアのラスター.dwgドライバをインストールする必要があります。ラスター.dwgドライバは弊社ホームページのダウンロードサイトよりダウンロードすることができます。
A:このメッセージはインストールされたVPソフトウェアのライセンス認証が正常に行えないときに表示されます。
(1)ご購入いただいたVP製品が正しくインストールされていることを確認してください。ご購入いただいたVP製品とは異なるVP製品をインストールするとライセンス認証が正常に行えません。
(2)バージョンアップを行った場合は、バージョンアップ製品のパッケージ内に同梱されているアップデート用パスワードを入力し、ハードウェアロックキーの更新を行う必要があります。
(3)上記以外の場合はハードウェアロックキーが破損もしくは故障している可能性があります。弊社までお問い合わせください。
A:VPソフトウェアのハードウェアロックキーが認識されない状態です。以下の項目を確認してください。
(1)ハードウェアロックキーがUSBポートに装着されている確認してください。
(2)ハードウェアロックキーのLEDが点灯しているか確認してください。
(3)上記以外の場合はハードウェアロックキーが破損もしくは故障している可能性があります。弊社までお問い合わせください。
A:できません。VPソフトウェアのインストール時にアドオンするAutoCADバージョン(複数のAutoCADバージョンが同一PCにインストールされている場合はどれか1つを選択)とプロファイルを選択し、インストールを行っていただきます。
A:VPソフトウェアのハードウェアロックキーは1ライセンスからネットワークライセンスキーとしてご使用いただけます。ネットワークライセンスとして使用する場合は、ライセンスサーバーにハードウェアロックキーを装着し、更にVPLicenseManagerというWindowsのサービスプログラムをインストールします。クライアントPCからは、このライセンスサーバーのコンピュータ名が常に見えている必要があります。
A:まずはご購入いただいた販売店にご連絡ください。後日、弊社より必要なライセンス数に同時アクセスできるようなアップデートコードを発行いたします。
A:以下のどちらかを確認してください。
(1)以前のバージョンアップ時に発行されたアップデートコードが未だ入力されていない可能性があります。発行されるアップデートコードは常に最新のライセンス状態を参照しているため、まずは以前に発行されたライセンスコードを入力する必要があります。現在のライセンス状態を確認するにはDVD-ROM内のViewLock.exeを実行して確認することができます。ご不明な場合は弊社までお問い合わせください。
(2)上記以外の場合はハードウェアロックキーが破損もしくは故障している可能性があります。弊社までお問い合わせください。
A:VPソフトウェアのパッケージには、リファレンスマニュアルと実践演習マニュアルが付属しています。また実践演習用のCD-ROM内には動画も収録しています。この実践演習は短時間でVPソフトウェアの機能を習得するのに有効です。ただし、お客様ごとに用途は様々です。短期間で生産性を向上していただくために、弊社ではご要望に応じて専門スタッフがお客様先を訪問し、VPソフトウェアのインストールから操作教育までを行わせていただいております。詳細は販売店までお問い合わせください。
A:VPソフトウェアに関するご質問は電話、EメールもしくはFAXでお問い合わせください。弊社スタッフよりご回答させていただきます。
A:年間保守サービスとは、契約日から1年の間にバージョンアップがあった場合、新バージョンをお届けする保守契約です。複数台ご使用になられる場合は、単価×台数のご契約となります。保守契約のご加入は、製品ご購入から1ヶ月以内、もしくは新バージョンへのバージョンアップ時から1ヶ月以内となります。